自分の在り処

吉田ろくです。
今日は自分の在り処について書きたいと思います。

場所には、雰囲気というものがあります。
例えば、Twitterは現実では吐き出せないような言語を使ってみんな裸で踊っていて、インスタグラムは逆に非現実的な世界観を構築したがる。
それによって似合うアイコンも変わってくるように、場に即した立ち回りというものがあります。
じゃあブログにとって即した立ち回りというのはどんなものなのでしょうか。
長い文章を書くにあたっては、twitterのような直感的な面白さは表現できないし、インスタグラムのように写真一枚でストーリーを想像させるような書き方もできません。
ある意味SNSに比べて読み手の意志によって反応される分、SNSよりもハードルが高いのではないでしょうか。
私は本に書いてあるような価値のあることは書けないし、文章力がないどころかプロに添削されたら赤文字だらけになるであろうほどの未熟者です。
そんな私に今書ける文章といえば、感情を言葉に昇華させたものなのではないかと思います。
私は太宰治の「人間失格」が好きです。
あの小説の面白さは、太宰自身の境遇における感情を小説に落とし込めたところではないかと思います。
あれほどの熱量をもった作品を私は見たことがありません。
このブログのタイトルは無職の日報です。
毎日の心の動きを誰かに報告するような書き方を今後はしたいと思います。
それが誰かへの共感に、いつか繋がればいいなと思います。