自由になるのは大変なのだ

吉田ろくです。
今日は今井純さんの「自由になるのは大変なのだ」を読みました。

自由になるのは大変なのだ―インプロ・マニュアル

自由になるのは大変なのだ―インプロ・マニュアル

 

この本は、クリエイティブになることに対して勇気を与えてくれる本でした。
クリエイティブになるということは、挑戦に似ています。
マニュアル通りにやることや誰かを模倣して生きることは簡単ですが、答えがわからないものに立ち向かうことには、誰しも億劫さを感じてしまいます。
その答えを自らの手で編み出すことが、クリエイティブになるということではないかと思います。
しかし、それは決して一筋縄ではいきません。
センスがなければ、誰にも見向きもされない。批評されることだって多々ある。
そのような障害が多く待ち受けています。
ですが私には、必ずクリエイティブになれるという自信がありました。
私は高校に通っていたころ数学が得意で、その時にどんなに難しいとされる問題でも経験さえあれば解けるということを学びました。
だから難しい問題に挑戦するためにとりあえず経験を積むこと、わからない問題でも自分の頭でまず挑んでみることが重要だと思いました。
わからないことが恥なのではなくて、挑戦しないことが恥なのだと。
そのために私は「解は収束する」という言葉を大事にしています。
クリエイティブになるためには、解は必ず存在すると信じることこそが重要で、それを私は数学から学びました。
昔から「あーどうしようわからない。じゃあやろう!」という考え方をしていました。
この本を読んで、その考え方が私の自信に繋がっているのかと気づきました。
挑戦に億劫になってしまう人は、行きつく先が失敗になると信じているのではないでしょうか。
ですが、仮に失敗したとしても、何故失敗したのかという問いを持たないことが本当の失敗だと思います。
とは言いつつ、私も失敗に対してネガティブになってしまうことがあるので、この言葉は今後大事にしたいと思います。