イヤーワーム

吉田ろくです。今日は集中力について書こうと思います。

今日、小説を読んでいるとイヤーワームという単語がでてきました。イヤーワームとは、音楽の一節が頭から離れない現象のことを言うらしいです。この言葉を聞いて、私の中でふと思い出した経験があります。

私は学生時代数学が得意で、でも他の教科はてんで駄目だったのですが、そのときは四六時中数学のことを考えていました。わからない問題があるのが気持ち悪くて、他の授業中でもずっとその問題について頭を巡らせていました。まさに、イヤーワームのように頭の中でずっと反芻していたのです。

これは数学についてだけではなく、アルバイトをしている時もそうでした。代わりにマルチタスクが苦手で、ひとつのことに集中すると他のことに手をつけられなくなっていたのですが、私はこれを自分の長所だと認識しています。

一度その集中に入ってしまえば、無意識にでも脳が働きます。さらにそれはアイデアを考えることに対しても一緒なので、昨日書いた枠を見つけさえすれば、いつもアイデアが思い浮かぶ状態になります。もしかしたらこれは私だけではなく、共感してもらえる人もいるのではないでしょうか。今後はそのイヤーワーム状態にもってけるように意識してアイデアを考えたいと思います。