それでも僕はやってない(宿題)

吉田ろくです。

今日は8月31日なので、宿題について書こうと思います。

僕は小さいころから大学を卒業するまで、ずっと勉強ができない学生でした。
授業もろくに聞かないし宿題なんてもっての他で、受験勉強でさえもやった記憶がありません。
その結果、親や先生をとにかく困らせました。

なぜそんなに勉強をしなかったのかと言うと、する理由がわからなかったからです。
僕は子供のころ、夢がありませんでした。
なりたい職業が明確に決まっていれば、それに向かって努力できるのでしょうが、僕にはそれがなかった。
目的もなくただ言われたことをやることがどうしてもできなかったのです。

でも、別に今それを後悔しているわけではなく、もう性格なんだからしょうがないと割り切っています。
勉強なんかできなくても生きていけるし、いまさらどうこうできるようにはならないと思っています。
ただ子供は勉強なんかしなくていいとか言いたいわけじゃなくて、子供のころには自分の好きなものに目を向けることが重要だと思います。
僕は勉強ができないわりに、数学がめちゃくちゃ好きだった。授業なんか聞かなくても教科書を読むだけでテストの点が取れた。
教科書を読むことは、全然勉強という意識がなく好きでやっていました。
その経験が今の僕の人格を形成していると思っています。

好きなものだったら、誰に強要されるでもなく、いくらでもできる。
その経験は今後社会ではきっと役にたつ。
だから、学生時代に養うのは、課された何かをこなす体力ではなく、好きなものをみつける経験の方が重要なのではないかと思っています。