大切なことはすべて梅干しおにぎりから教わった

吉田ろくです。

今日は贅沢について思ったことを書こうと思います。

最近めちゃくちゃバイトに入っていて、体がいい加減悲鳴を上げているのですが、こんなに働いてるならいいだろと、帰りのコンビニで高めのアイスを何個か買って帰りました。
僕はアイスを毎日ひと箱以上は食べるのですが、今日食べたアイスは高かったにもかかわらず、いつもよりもなぜかおいしく感じませんでした。
めちゃくちゃ味音痴だし、単純に味が合わなかったのもあるかもしれませんが、普段ちょっと贅沢して高い食べ物を食べたときも、それなりに満足することがないような感じがします。

話は変わりますが、先日あるユーチューバーの企画で、ホームレスに100万円を渡すと24時間以内で何に使うのか、という検証動画を観ました。
普通に考えて、お金が絶望的にない人が、いきなり大金を手にするという夢のようなことが起こったとき、飛び跳ねて喜びそうなものですよね。
ですがそのホームレスの人は、コンビニで食糧や衣料品を大量に買っただけで、あとはホテルで一泊する分だけででいいから残りは返すと、ものの一時間ほどでその追跡は終わってしまったのです。
この話が先ほどのアイスの件となにかが通じている気がするのです。

ホームレスというのは、お金がないから路上で生活しているというイメージが強いですが、自ら望んでその生活をしている場合も多いという話を聞いたことがあります。だとしたら、生活自体には困っていないので、24時間以内に100万円使っていいよと言われても、染みついているその生活を変えるようなことは思いつきません。ですからそこまでお金の使い道が見つからなかったのではないでしょうか。まあ、もし毎月10万円とかだったら、もっと大胆なことができるのかもしれませんが。
アイスの件もこれと同じで、僕は毎日のアイスに不満があったわけではありません。それで高いアイスを食べても、いつもより多くお金がかかった方に目が向き、おいしく感じなかったのかもしれません。
今日なんとなく「なんでもないようなことが、幸せだったと思う~♪」という有名な歌詞が脳裏によぎったのですが、まさにこれで、幸せは掴むものではなくて、見つけるものなのかもしれないと思いました。
今度からは疲れていても、アイスはほどほどのものにしようと思います。