考えるな、感じろ

吉田ろくです。
今日は「考える」ということについて書きたいと思います。

『考えるな、感じろ』
誰の何の言葉かは知らないけど、脳の片隅に気付けばあった言葉です。
調べてみると「燃えよドラゴン」という映画でブルース・リーが言ったセリフでした。
考える作業は左脳の仕事、感じる作業は右脳の仕事。
このセリフは昨日の「脳の右側で描け」で書いたことと同じことを言っているのかもしれません。

 

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では、何故考えるよりも感じる方が重要とされるのか。
それは、まず第一に人間の脳はたとえ左脳であっても、完璧に論理的な思考をすることができないからだと思います。
数式のような単純なロジックでの論理であればまだしも、現実で直面する問題には、人間の脳ではとてもじゃないけど包括しきれないような情報を孕んでいます。
それを考えるという作業だけで解決しようとするのは、少し傲慢ささえ感じます。
それともう一つ、人間には直感というものがあるからです。
僕はここ最近まで、論理こそが正義という考え方をしていたのですが、このごろ人間には理屈では説明できないような不思議な力があることを実感しました。
こう書くと中二病だと揶揄されそうですが、最近読んだ本の中にも多くそのようなことが書かれていたため、僕はこの考えを曲げるつもりはありません。
人間には不思議な力がある。そしてそれは自分にもあてはまるのだ。
そのような意味が『考えるな、感じろ』という言葉に含まれているのではないかと僕は思っています。